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2007年11月13日

2007年11月13日 (火)

ヤオヨロズ

Sinobazu

八百万(やおよろず)神とは森羅万象(自然物)全てに
神がいる・・・・と説いたものですね。
山ノ神、川ノ神、森ノ神、海ノ神、石ノ神などなど。
名字にもなっている。
「数で言えば八百万はいるだろう」って、いくらなんでも
そんなには居ないだろうが、きりの良い数字を
あしらったのだろうと思う。

この風習が昔々から信じられていた為、日本人は
(そういう意識はなかったろうが)仏教やキリスト教を
一般的に受け入れなかったのである。
それが民俗宗教である。

他国から言わせれば「日本は宗教を持たない野蛮な国」と
言われています。今でもそうでしょう。
とんでもない。しっかりと民俗宗教や神道が
根付いている国なのであります。
ようは、てめえんとこのものだけが宗教なんだ・・・と
言いたいんでしょう。
だから昔っから宗教戦争ばっかしてるんじゃない?

森羅万象全てに神がいる・・・。

はたしてどうなのか?よくわかりませんが、
こういう考えは文化として誇ってよいと思う。
日本と言う国はそういうものの根っこから出来上がっている。
昔の日本人は自然に対して畏敬の念とか恐れとかを
持っていたのです。

でもって、そのスターとも言えるものが天照大御神では
ないでしょうか?
これは神道と言いますね。
古事記に出て来るイザナギ、イザナミの命(みこと)のお嬢さん、
長女であります。
太陽の神格化であります。
次女のツクヨミは月の神格化であります。
弟のスサノオ尊は、未だなんだかよくわからないと言います。
日本の神話ですが、戦前は歴史でした。

「太陽が全てに恵みを与えてくれる」

まったくその通りで正しいと言える。
太陽が大地に恵みを、生物を生かしている。世界でもそういう考えがあります。
今でも朝日に拝礼をし、柏手(はくしゅ『拍手』じゃないよ。
かしわで)をする。
お正月の初日の出もそういう風習から来ている。

さて天皇は天照大御神の子孫とされています。天子と言う。
天の皇帝だから天皇。始めは御門(みかど)とも
言われていました。
中国は「皇帝はこの世でただ1人のおかた」と言っていた
からこの言葉を聞いた時はそりゃ、怒りました。
「皇帝は中国の皇帝ただ1人じゃい!なんであんな野蛮な国が
のたまわっていやがる」
今でも怒っているんじゃないでしょうか。
聖徳太子は
「日、い出ずる所の天子」
と書にしたため中国に特使を遣した。

わたしの国はあなたの国より東にある。
より陽が昇るのが早い・・・と言ったわけです。
独立国を宣言しているわけですね。
中国はどう思ったんでしょうかねえ。
中国皇帝とは北斗七星を指すそうです。
太陽ではない。しかし、天・・・と言えば同じですから。

だから日ノ本なんですね。

もし、外国人に「日本の宗教ってなんですか?」と
問われたら多くの人は仏教・・・と自信なさげに答えるでしょう。
お参りなんか正月しか行かないんだからね。
自信ないのはあたりまえ。
こう答えましょう。
「日本人は自然全てが神なんです」
神はただ1人・・・と考えている宗教は「何?言ってんだ?」 と
思うでしょうね。
思慮の深い外国人なら「素晴ラシイ!」って言うかもね。

日本人なら誰だって神に毎日、感謝してるじゃないですか。

「いただきます」「ごちそうさま」

大地の恵みに感謝してる。
誰に感謝してるのかって、よく言うけどわたしゃ、そう思っている。

自分は無宗教者だと思っている人へ
わたしも無宗教です。

だから日本人が世界で一番自然を大事にしなきゃいけないって
ことを知っているはずなんだけど・・・どこに置き忘れてきたんでしょうね。

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