« 2007年11月23日 | トップページ | 2007年11月25日 »

2007年11月24日

2007年11月24日 (土)

怪しき店、立石バーガー

Tateishi

「なんだ?!」・・・店名に惹かれた。
あまり奇麗とは言えない店先。
店内も狭いがテーブル席があり、飲食もできる。
ハンバーガー、おかずコッペなど、全て100円前後なり!
コーヒー180円なり。

Humbagar

無論、持ち帰りも出来る。ほとんどのお客さんは持ち帰りだそうな。
いろいろと5つほど買ったら店主が「うは〜っ、うひゃあ、こんなに・・」と
小声で喜んでいた。

パンから全て自家製だと言う。
わたしが入った時はテーブルに焼き立てらしい食パンが数個
置いてあった。
店内にはあんみつやおしるこもある。いったい何屋さんなんだい?
そう言えば店主もなんか変そうな人であったが。

これはグルメさんにはパスであろう。
ここは下町のお店なのだ・・・と思ったほうが良い。
「駄菓子屋さんが作ってるハンバーガー」って感じだ。
小さなコッペに挟んだものがあり。安くて、ほどほど良い。
旨い!とは、とうてい言えないが。
そんでも「おいしさ抜群!!」なんてキャッチいいなあ。
下町小僧たちのおやつ・・・って感じである。
大手チェーン店のハンバーガー屋Mには見た目はかなわないと
言ったところだが、こういう地元感覚もよいではないか。
Mより風情を感じる。
何せ無添加なんだってさ。

東京都葛飾区堀切3-17-15
無休 11時〜20時

|

寅さんの風景

Tora

「桜が咲いております。懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております」
記念すべき第1作は江戸川土手の映像と、この言葉から始まる。
フーテンの寅さんの話である。
テキ屋の寅さんが使う日本語が好きである。
粋でいなせな江戸っ子の言葉。しもネタも多いが、寅さんの日本語は
美しい。

この人は俗に言う落ちこぼれ,厄介者である。
こういう映画の場合、主人公は涙ながら反省し、奮闘、努力して幸せを
つかむのが映画のスジであるが寅さんの場合、失敗してトンズラしてしまう。


♪俺がいたんじゃ御嫁に行けぬ  分かっちゃいるんだ妹よ

♪どうせオイラはヤクザな兄貴

♪奮闘、努力の甲斐もなく今日も泪の〜


分かっちゃいるんだよね。分かっちゃいるんだ。
おいらが帰れば、ろくなことにならない。

でも、柴又のみんなに会いたくなって、 ふらふら〜っと帰っちまう。
そして、案の定迷惑をかけ、大喧嘩となる。
「俺たちゃ、おめえに迷惑してんだ!出てけ」
すると寅さんは、 「それを言っちゃあ、おしめえよ」 という名セリフで、
さびしく旅立っていくのであります。
「それ」とは「本音」のことなんですね。

『男はつらいよ』という映画は、とことんダメ男映画なんですな。
情けない物語なんだ・・・本来なら。
そう、本来なら。
「あいつはだめな奴だ」と嫌われるのが本来なのだ。
しかし、なぜこうもみんなから親しまれるのであろう。
だらしなく負けてばかりいる寅さんをうらやましく思うのである。
しかし、そうなりたいと思う人は稀であろう。

Sibamata

今も柴又に寅さんの面影を探しに来る人が後を絶たない。
「寅の奴は今頃、どこで何をやってんだろねえ。ばかだねえ。
ほんと、ばかだよ。あいつぁ〜」

ちなみに、寅さんが旅先から出す手紙の文面が大好きである。

|

« 2007年11月23日 | トップページ | 2007年11月25日 »