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2007年12月14日

2007年12月14日 (金)

13光年の尻尾

Utyu

彗星のように長い尾を引いて移動する星が観測されている。
それは地球から350光年のくじら座ミラ(Mira)で、その尾は
13光年の長さと言い、尾の長さとしては最長であると考えられる。

発見したのは、NASA宇宙望遠鏡ギャラクシー・エボリューション・
エクスプローラー(Galaxy Evolution Explorer )。
米国の研究 チームである。

Mira

写真は、左から右へ秒速130kmで移動するミラを紫外線波長で
とらえていると言う。右の青い先端部分の中に小さな点がミラだそうだ。
ミラの移動の勢いに引っ張られた外層のガスが長い尾として
見えるのだと言う。

ミラは周期的に明るさが変化する変光星でもあり、くじら座の中心に
位置し、明るさは2等から10等星まで約330日の周期で変化する。
ミラはラテン語で「不思議な」という意味である。
恒星進化の過程において最終の赤色巨星で、研究チームによると
ミラは約3万年間、少なくとも地球大の惑星3000個分(木星大の
ガス惑星の9個分)の途方もない量の物質(尾)を放出 し続けている。
放出物質は、新しい星、惑星そして生命の原材料として生まれ変わると
考えられる。

ミラは、ミラAとしても知られていて、既にその生涯を終えた
ミラB(白色矮星)とのペアで、約500年の周期でゆっくりお互いの
周囲を回っている。
今年の11月中旬、ミラAは肉眼で見えるほど明るく輝いた。

宇宙では人間なんてこれっぽっちの価値もない・・・
ちっぽけな存在なんでございますなあ。

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