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2008年1月29日

2008年1月29日 (火)

星野之宣

漫画家 星野之宣(ゆきのぶ)は、SFと歴史ミステリーの作品が
主である。 SFは官能的で、小説に近いと言える。
その発想力は、すさまじい。
どうやら年齢的に自分とあまり変わらないと思う。
なぜなら彼が描く宇宙は、映画「2001年宇宙の旅」を思い起す。
当時、この映画に衝撃を受け、そのまま引きずっている様は
同年輩の匂いがプンプンするからである。

神話や歴史ものは諸星大二郎の影響があるようだ。
題材がけっこう同じだったりする。
本人も あとがきなどで書いてるが
諸星大二郎に感化されているそうだ。

一部を紹介する。

MIDWAY

Midway

宇宙編
残像
星の町
豊饒の海
悪魔の星
鳥の歌いまは絶え
惑星ファイオリ
射手座のケンタウロス
セス・ アイボリーの21日

歴史編
はるかなる朝
月夢
メドゥサの首
日高川
ボルジア家の毒薬
鎖の国
白雪の伝説
イワン・ デジャビュの一日

「MIDWAY」は短編集である。
宇宙編、歴史編とわかれる。
どれも傑作で、特に宇宙編では「残像」「悪魔の星」
「セス・アイボリーの21日」。
歴史編では「月夢」「ボルジア家の毒薬」が気に入りだ。


宗像教授伝奇考〜宗像教授異考録

Munakata

星野之宣のライフワーク的な作品である。
主人公宗像(むなかた)は大学の偏屈な民俗学の教授である。
彼を中心に歴史ミステリーの謎を解く。

巨人伝説(ダイダラボッチ)
西遊将門伝(天海僧正の呪術革命)
流星剣(義経生存説)
天平のメリークリスマス(聖徳太子のキリスト信者説)

などがわたしゃ面白かった。
しかし、これだけの資料、どうしてんだろ?かなりなもんでずぜ。
アドバイザー がいるんかな?

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