« 2008年2月1日 | トップページ | 2008年2月7日 »

2008年2月5日

2008年2月 5日 (火)

ジョニー・ジョンソンを知ってるかい?

ピアニストであり、あのチャック・ベリーの片腕だった男である。
2005年に亡くなった。80歳だったそうだ。

チャック・ベリーの代表曲「ジョニー・B・グッド」は
ジョンソン氏にささげた曲とされている。
ジョニーは50年代にブルースマンのバックを務めたのち、
「ジョニー・ジョンソン・ トリオ 」を結成。
そのバンドにギターで雇われたのがチャック・ベリーだっのである。
そしてチャックは20世紀最強のハレンチ音楽、ロックンロールを
生み出し、立て続けにヒットを飛ばす。

個人的には「 ハバナ ・ムーン」が好きである。
ジョニーはあくまでチャックのバックバンドの一員になった。
これらの曲がビートルズ、ローリングストーンズなどに影響を
与えたのは言うまでもない。

ロックの誕生でもある。

それを影で支え続けたのがジョニー・ジョンソンのピアノプレイだった
のである。それを物語るのが下記のことである。

Hey

1986年にチャック・ベリーのデビュー30周年記念として映画化された
ライブショー「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」 。
プロデュ−スはローリング・ストーンズのキース・リチャードである。
エリック・クラプトン、ロバート・クレイ、ジュリアン・レノン、
エタ・ジェームス、リンダ・ロンシュタット といったビッグネームを
ゲストに向かえ、好き放題、わがままなチャックが
こう言ってはなんだが・・・笑える。
あのキースでさえ、てんてこ舞いだ。

スタジオ練習に親友エリック・クラプトンが来た時のほっとしたと言う
嬉しそうな顔。
この映画の中で気になるキースのナレーションがある。
「チャックのプレイはジョニーのピアノプレイをそのままギターに
変えたものだ」
つまりチャックのプレイはジョニーのピアノプレイをパクったんだと。

思うに、チャックのプレイはジョニーとの共同作業的なもので
あったのではないか?
もちろん、チャック・ベリーのパフォーマンスはかっこいい。斬新である。
が、ミュージシャンとしてはチャックより、ジョニーの方が音楽を
よく知っている。アイデアだけでは音楽は生み出せない。

24nights

その後、ジョニーはエリック・クラプトンのライヴ、24ナイツの
「 ブルース・ナイト」に出演。
バディ・ガイ 、ロバート・クレイ、エリック・クラプトンを
バックにスローブルースでピアノソロを披露する。
さらにキース、クラプトンも参加してジョニーのソロアルバム
「ジョニー・B・バッド」も出す。

Johny

後年は陽の当たる場所を歩いた。
セッション ピアニストとしても幾多も声がかかり、大御所のアルバムで
プレイした。決して前に出ず、ピアノを転がし続けたジョニ−・ジョンソンに
一つのかっこいい男の生き方を思うのである。

|

« 2008年2月1日 | トップページ | 2008年2月7日 »